美園のミソ

美園のミソになる話

推しの名誉

大泉洋が「月の満ち欠け」で『日本アカデミー賞』の主演男優賞を受賞した。

正直この映画自体はとても良かったが、アカデミー賞を受賞するほど話題になっていない気もしたので、意外だったがやはり嬉しかった。

 

「月の満ち欠け」は見ている時は夢物語だが見終わるとホラーに感じる映画だった。そんな映画の中で唯一リアルで人間らしい小山内を演じた大泉洋はファンのフィルターをとっても素晴らしい演技だった。

妻と子供を大切にしてとても幸せそうな姿を演じていたと思ったら、妻子を失いどん底まで堕ちてしまう役を演じたり、役者側も大変だったと思う役柄だった。

特に立ち直りかけているころの、母親や介護士の子供に向けた笑顔が微妙に影を残していて、その絶妙な心境を演じるのがとても上手だと思った。

 

演じるのが辛かったと話していたが、その辛さを乗り越えたからこそ俳優としてもまた引出しが一段増えたと思う。

 

ぜひ、最優秀主演男優賞を受賞してほしいと思いつつ、Blu-rayが出たら購入しようとも思う。

 

推しは今年も映画が目白押しで楽しみだ。3月にはシングフォーミーライル、9月にはこんにちわ母さんがある。

そして何やら現在も映画撮影中らしい。早く情報解禁されないかとわくわくしている。