美園のミソ

美園のミソになる話

舞台ART見てきました(ネタバレあり)

大阪サンケイホールブリーゼで『ART』を見てきました。

3年前に前日の夜突然中止の知らせを受け、絶望した過去があるため、3年越しの舞台ということで気持ちも高まりながらの観劇。

 

会場はちょうどいい広さで、席も前方でとても見やすいところでした。

 

上演時間は1時間半ほど、場面転換はほぼ2パターンで出演者も3人なので内容はとてもシンプル。

 

一枚の真っ白な絵を550万で買ったセルジュ(小日向さん)と友人のマルク(イッセーさん)とイヴァン(洋ちゃん)の話。

 

結構複雑なので一回だけでなく二回見た方が理解しやすいのかなと思いました。単に私が理解できなかっただけかもしれませんが…。

 

会話劇なのでほぼずっと誰かがセリフを話しっぱなし。役者さんってほんとうにすごいなと思いました。

イヴァンが結婚相手と義母や母親の愚痴を5分かけて一生懸命話すシーンが凄くて、セリフを言い切ると会場から拍手が沸いていました。

 

セルジュは一見真面目そうなキャラに見えるんですが、小日向さんが演じているからか少しズレてるような人に見えました。確かにあの絵を550万で買うのだから常識人?というわけではないのかも。でもそれがかえって人間臭さが現れて、共感を得るのかなと思ったり。

マルクはちょっと変わってる人に見えるけど、あの絵を批判する点は良識のある人なのかな?

そしてイヴァンはおぼっちゃま?というかちょっと神経質な人な印象が。でも3年前の衣装見るとちょっとだらしない感じがするので…3年前とは少しキャラづけを変えたのかな?

確かに今のビジュアルの方が文具店に勤めてる感じが出てる気がします。

 

イヴァンが入ってくることによって3人の友情も色々とこじれるんですが、セリフの言い回しとか、間がいい感じにとれていて、会話劇もそんなに退屈に感じませんでした。

 

そして3人でオリーブを食べるシーンがあるんですが、その時3人とも口から何か出していて、あれは種なのかそれとも皮なのか…どうでもいいことを気にしてみていました笑

 

そしてクライマックスで、マルクが白いキャンバスにイヴァンの持っていたペンで絵を描くのですが、イッセーさんの絵がうまくて歓声が起きていました。この日はスキーヤーの絵だったのですが…もしかして毎日絵が変わってる??

公演が終わったら調べてみたいな…。

 

最後はいい感じで3人ともまとまって終わるのですが…その後カーテンコールでは言葉は発さずずっと笑顔で挨拶する3人。とっても可愛かったです(*^^*)退場するたびに小日向さんの肩に手を当てて去るイッセーさんがおちゃめでした。

きっと演者さんたち3人も仲良く稽古をされていたのだなぁと感じるカーテンコールでした。

 

 

…なんだか私のは感想とは言い難い内容ですが、とりあえず舞台の記録を残したいとブログに書き綴ってみました。

 

NACSや三谷さんとのお芝居とは違った洋ちゃんの舞台、とてもよかったです。

 

 

ここまで呼んでいただきありがとうございました。